テキストサイズ

甘く染めて

第9章 №8



 ???SIDE

 「…今の声って、莉緒だよね…」

 先生との電話越しで聞こえた甘い声。

 あれは絶対に莉緒だった。

 「私なんて…部屋にも入れてもらえないのに…チッ」

 むかつく、むかつく、むかつく…

 …でもまだ莉緒って決まったわけじゃない。

 あの、ピュアで先生一途な莉緒が…そんなわけない。

 「いつか証拠をつかんでやる…」


 ???SIDE 終わり

ストーリーメニュー

TOPTOPへ