シュールな関係
第3章 表と裏の顔
断片的にしか覚えてない記憶の
パズルを当てはめていく・・・
えっと・・・・
確かあの時――――
「お前自動販売機に
ナニへばり付いてる?
酔ってるだろ? 」
「あら さっきの
‘’安い男‘’じゃない
嫌味でも言いに来たの?」
「気分悪いからもたれているだけ
向こう行ってくれない?
あなたの顔見てると
余計に気分悪くなる」
「俺も水買うんだよ
そこどいてくれない?
おまえ大丈夫か?
くくっ
ヤバそうな顔してるぞ 」
くそ―――!! かわかられてる
「あなたのせいで酒がまずくなって酔ったのよ!!」
「あれぇ? それは光栄だな
俺のこと想いながら
飲んでたってことか?」