シュールな関係
第20章 現実の世界って…
「山本さん!!
是非わたしを…
わたしを・・・山本さんの
秘書に…
スーパー秘書にしてください!」
頭を下げたわたしの肩を
そっと上げ…
「勝手に師匠にされたかと
思えば… 今度は
奈緒様が私の秘書ですか?
愉快なお方ですね」
眼鏡の中からふいっと優しさが
にじみ出る。
「山本さんは
秘書の鏡ですから!!
山本さんの言うことなら何でも
聞きます…」
付いて行きます!!
何処までも!!
「それにしても…女性と同様
男の嫉妬とは醜いと言いますが…
雅也さまは…絵になります
あっ…失礼な事を申しました
あの方は不器用な所があるので…
どうか許してあげて下さい…
ですが…
雅也さまにはお灸をすえる為に
この寒さの中
一度…頭を冷やして頂きます」
この寒さの中…放っておくの?
「わたしは…
どうしたらいいですか?」
「奈緒様は
社長が空港でお待ちです
時間がございませんので
直ぐに向かわせて頂きます」
ガーーン !!!
この…
ヘビメタファッションで
会長と…会えっていうの!?
下は…ルームシューズだし
あまりにも
ミスマッチすぎる!!
嫌だっ!!
こんな姿では絶対にイヤ!!
「あの~…
着替えて来てもいいですか?」
「お断り致します
雅也さまに見つかりますし
時間がありません
このまま直ぐに空港まで行って
頂きます」
是非わたしを…
わたしを・・・山本さんの
秘書に…
スーパー秘書にしてください!」
頭を下げたわたしの肩を
そっと上げ…
「勝手に師匠にされたかと
思えば… 今度は
奈緒様が私の秘書ですか?
愉快なお方ですね」
眼鏡の中からふいっと優しさが
にじみ出る。
「山本さんは
秘書の鏡ですから!!
山本さんの言うことなら何でも
聞きます…」
付いて行きます!!
何処までも!!
「それにしても…女性と同様
男の嫉妬とは醜いと言いますが…
雅也さまは…絵になります
あっ…失礼な事を申しました
あの方は不器用な所があるので…
どうか許してあげて下さい…
ですが…
雅也さまにはお灸をすえる為に
この寒さの中
一度…頭を冷やして頂きます」
この寒さの中…放っておくの?
「わたしは…
どうしたらいいですか?」
「奈緒様は
社長が空港でお待ちです
時間がございませんので
直ぐに向かわせて頂きます」
ガーーン !!!
この…
ヘビメタファッションで
会長と…会えっていうの!?
下は…ルームシューズだし
あまりにも
ミスマッチすぎる!!
嫌だっ!!
こんな姿では絶対にイヤ!!
「あの~…
着替えて来てもいいですか?」
「お断り致します
雅也さまに見つかりますし
時間がありません
このまま直ぐに空港まで行って
頂きます」