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「でも…

わたしは山本さんの秘書に

弟子入りしたわけで…」



許可もなく…

勝手に言いだすわたし…



「やぁ　奈緒さん　

いつの間にーーー…

山本の秘書になったのかね？」



にこやかに話す会長対して



「会長！！」



この場に似つかないファッション

でペコリと深く頭を下げる



「山本…

君も付いて来なさい


君も…奈緒さんもいないと


雅也が慌てるのが…面白そうだ



それに…向こうで奈緒さんの

フォローと…


たまには骨休みをするといい」





「ありがとうございます」





乗り込んだ

プライベートジェット機…




普通の飛行機は座席がすらりと

並んでいるが…




まさに大違いで





まるでホテルの一室…？




錯覚に

おちいってしまうような空間…





窓際に沿って白い革張りの

ソファーが並べられ…



中央には大理石のテーブル…

床はホワホワの絨毯が

敷き詰められている。




大型テレビ…


充実したオーディオ器具…


スタイリッシュな空間が広がる





奥にはちゃんとした

ベッドルームや…シャワー室

キッチンまでもがあるらしい…





「こ…これぞ…

空飛ぶホテルですね…」



凄すぎて…　

言葉が詰まってしまう…。