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シュールな関係

第22章 最終章 未来に向かって 

「はぁ? 

大和…あなたまだ平社員でしょ?


ムリムリ 


その気すらないわ」


なに幼稚なこと言ってるの!?



「いや 俺は真剣だ…


奈緒が

俺の専属秘書になる条件で


椎名の籍に入れば…


親父は即…動くはずだ!


そして…

お前は俺のものになる!」



確かにあの社長なら…


そうしそうだ…って


言ってる場合じゃない!!



「もう~ 

何バカなコト言ってるの!?」



「奈緒 

俺がマレーシアに行くなら…

山本も付いて来る



それにな…

若菜も来るから楽しいぞ!」



「そうなの…!?」


ちょぴり惑わされる…



「じゃぁ  

 
来月から…

マレーシア行く心づもりで

いてくれ  決定だからな!」


一之瀬さんが話をたたみかける



「雅兄!

許さねぇーって言ってるだろ!


奈緒も騙されるな!!



それに もう…奈緒とか

気安く呼びすてするな!!



よし 百歩譲って…

奈緒を連れて行くならーーー…



俺もつれて行け!



そして俺らのスイートルームを

用意してくれ

……てか用意しろっ!!」




「『バカ大和!!!』」



「さっさと

食べて帰らないと…


昼休み終わっちゃうよ!!」





一之瀬さんの

ワガママに振り回され・・・


大和の

バカッぶりに笑わさられ・・・





毎日、三人で

ランチを一緒に食べ…


同じような会話が繰り返される。






私たちの


シュール【破天荒】な関係は…


終わらない?







  ●○●【END】●○●

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