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16歳〜菜々の初コイ物語〜

第6章 お泊りしない?☆ ♀

それからヒデと何回かデートをして

ヒデとの距離もどんどん近くなってきて

菜々は夏休みを迎えた。

日課となっているヒデとのメールで

お互い共通の趣味だった映画を見たいって

私が言った事が

すべての始まりだった。

その映画が3部作で全部観たらほぼ丸一日かかる

『だったら、夏休みだから泊まりに来ない?』

ってヒデは菜々を誘った。

ヒデのバイトのシフト上

お泊まりの日は5日後に決まった。

もちろん抵抗もあったけど、

ヒデの部屋が見たい興味もあった。

お泊まりの日...

家には愛李の家で夏休みの課題を

一緒にやるという

嘘をついて家を出た。

ヒデの家は電車で15分だ。

最寄りの駅に着くとやはり大学近くの駅だから

大学生ばっかりだ。

やっぱり付き合うのは大学生だなぁー。

と思いながら改札口の前でヒデを待ってた。

ちなみにまだメル友のヒデとは付き合ってない。

待ち合わせの時間になってもヒデは来ない。

なにかあったのかなぁと心配をし始めたその時

人混みの奥からヒデの声が聞こえてきた。

『お待たせ〜。はぁ〜はぁ〜』と

息を切らしてヒデが走ってきた。

『菜々ちゃんが遊びに来るから、

部屋を掃除してたら遅刻しちゃった。

ごめん。

菜々ちゃんそのお茶もらえる?』

ヒデらしい遅刻の理由でちょっと笑いながら、

持ってたペットボトルを

ヒデに渡した。

まだひと口ぐらいしか飲んでなかったお茶が

みるみるうちにからっぽになった。

飲み干したヒデの耳が

どんどん赤くなったのをみて、

「大丈夫?耳赤いよ。」

『うん…大丈夫。大丈夫』

なにか隠してるみたいだけど、

それ以上教えてくれなかった。

ヒデの家は駅から自転車で10分ぐらいだ。

途中スーパーに寄って

晩ごはんの食材と飲み物を

買い込んでヒデの家に向かった。

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