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君の笑顔をーー

第14章 傷ついたココロと涙。




しばらくすると、
紗彩は落ち着き、深く息をついた。


「紗彩?落ち着いた?」


『うん……。
泉。話してもいい…?』


「うん。ゆっくりでいいよ?」


そして、紗彩は話し出した。


『私ね。ずっと気付いてたよ…
泉は、いつも無理して笑ってること。

どうして、無理してるのかな…って思っていたんだけどね?

泉が、いつか私に心を開いてくれた時に
話してくれるかな…と思って、無理には聞きたく無かったんだ。』

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