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君の笑顔をーー

第32章 ズレた感覚⁉︎


『泉ちゃ〜ん!』


『…親父帰ってきたか。』


私は陸の部屋を飛び出し
急いで階段を降りた。


「まーくん☆」


『元気だったかい⁉︎ 久しぶりだね!』


後から、陸も階段を降りてきた。


『親父おかえ..』


『よ!陸。
で、泉ちゃん何年振りだっけ⁉︎』


「ん〜?4年?」


『もう、そんなに経つのか。
いつ嫁に来てくれるんだい?』


「まーくん……。」


この夫婦は………
何で、私の顔を見るなり『嫁』って言うんだ?

陸は不機嫌そうに、まーくんを見ていた。

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