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君の笑顔をーー

第34章 拷問かよ⁉︎



俺は泉の手元を見た。
何か握っている。


『手に持ってんの何?』


(平常心…)


「あーちゃんがくれたー♪
お菓子? 陸、食べよー☆」


俺は起き上がり、ベッドの縁に座った。
泉が俺の隣にちょこんと座る。


(平常…心…⁉︎)


『ッバカ‼︎‼︎‼︎』


俺は慌てて泉の手から取り上げて、
枕の下に押し込んだ。


平常心でいられるか‼︎‼︎ ボケぇ‼︎‼︎

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