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お前は俺のxxx

第11章 優しい腕。



私は、立ち上がると芝生や砂を手で払い落とした。
ブラウスのボタンは所々無くなっていた。


颯太が着せてくれたジャケットは大きくて、はだけてしまった身体を包んでくれた。



「ぁ...あの..。ありがとう..ございました...。」


『いいから歩け。送ってく。』


颯太はカバンを拾い上げると、私の手を握り歩き出した。

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