テキストサイズ

ミニ嵐がデキるまで

第13章 13

和の家を出てからかれこれ1時間近く、潤は一言も口を訊かない

2人で潤の家のソファーに座ってはいるけど、果てしなく居心地が悪かった

たまりかねて、潤、部屋とか見て来ていい?
そう言って離れようとした瞬間

パシッと手首を掴まれた

な、何?

ニノにどれだけ抱かれた?

はっ?!

あの話を聞いてから、どれだけニノに抱かれたんだって聞いてるんだよ!

ハァ…やっと口訊いたと思ったらそんな事…

あまりのくだらなさに思わず溜め息が出る

そんな事…って大事な事だろ!?

生理の一週間以外は毎日したよ
夕べもさっきまでしてたよ

はっ!?
夕べからずっと?

うん

それ…はニノに決めた…から?

うぅん、ただ私が離れるのが辛くて、悲しくて…オカシクなる位抱いて欲しかっただけ

それって好きなんじゃねーの?


ストーリーメニュー

TOPTOPへ