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腐女子が恋しちゃダメですか?

第1章 突然のメール

[俺ぐらい?]

…もしかして、私の好きな人、気付いてる?それとも、私にSくんが好きって言ってほしいのかなぁ?

[え?Sくんしかいないんだ。意外。じゃあTくん辺りだね]

[じゃーだれ?]

くっ…

[Sくんってけっこうしぶといね。これは教えるまで終わらない感じなの?]

[うん]

朝の10時から始まったけど、いろいろあって、もう夜の12時だ。そろそろ眠たいし、仕方ない。

[Sくんはズルいよ…。私にばっかり質問して、自分は何にも教えてくれないんだもん。
あ、もう眠たいから寝るねー。おやすみ。]

そう送って、私はケータイを閉じた。

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