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曖昧☆Bboys

第1章 Two years ago.

その間に彰吾もTシャツを脱ぎ捨て上半身を見せ付けてくれた。


程よくガッチリとした身体にはいくつものタトゥーが刻まれている。


中でも目立つのは右腕のドクロだった。


ちょっと驚いて身を引く私に彰吾は気づいた。


「ごめんね、でも俺悪いやつじゃないから...」


右腕のドクロを自分で撫でながら言った。


「うん...ちょっと驚いただけ」


そう言う私の口を塞ぐようにキスをしてきた。


「キレイだよ...美咲ちゃんは...」


そう囁いて胸に顔を埋めた。






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