テキストサイズ

曖昧☆Bboys

第10章 崩れたルージュ

霧人の手が伸び私の髪を撫でてくる。


そんなに優しくしないで...


好きになってしまう。


「そんなふうに見つめないで」


「無理、やっと会えたんだ」


手を出さないと言いながらも霧人は近づき私に覆い被さった。


そして何も言わず唇を重ねた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ