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曖昧☆Bboys

第15章 理由なき想い

そんな感じで仕事も集中できず、イベントデーは終わりマンションに帰宅した。


客からの数人の連絡先を貰ったが入力もせず、ただ返信のないメールBOXを眺めてため息を吐く。


女なんて抱いてしまえば落ちるもんだと思っていたのに、手に入らないもどかしさを嫌でも感じる。


はは…


落ちたのは俺か。


美咲が気になって頭から離れない俺を自嘲しながらも、細くてか弱い彼女の身体の抱き心地を思い出しながら寝付けない夜を過ごした。







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