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曖昧☆Bboys

第16章 気分を変えよう

レジで会計を済ませようとすると紅林さんが未会計のままメンバーズカードをくれた。


「今日はお金はいいよ。僕が誘ったんだから」


「ええっ、そんなわけには」


「その代わりこれからはもっと自分をキレイにしてやってよ。
美人は磨けば磨くほど光るんだからね」


美人という言葉をサラリという所は営業トークだと思いながらもやっぱり嬉しい。


「紅林さん...ありがとうございます!必ず来月また来ますっ」


「来月は少し髪色を変えてみたらいいよ」


「はいっ」


元気に返事すると、小さくウインクをして扉まで送ってくれた。


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