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曖昧☆Bboys

第19章 弄ばれて愛されて

身体を洗い、湯船に浸かる。


「ふう...」


ため息が自然に漏れてしまった。


一緒に暮らしているとこういう事は避けれない。


更に今日の彰吾は完全に遊び感覚で悲しくなった。


ローターなんてやだな。


頭に霧人との甘いSEXがよぎり、慌てて掻き消した。


これじゃ私身体目当てのアバズレじゃないっ!


そう思ったら、摺りガラスの向こうで、彰吾の影が見えた。


「美咲ちゃん...」


不安そうな声で私を呼んだ。


「なに?」


「さっきはごめん」


「え...?」


摺りガラスはガラッと開いて、彰吾は入ってきた。


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