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曖昧☆Bboys

第20章 イブのライブ

玲奈は頻繁にラインをくれるが、俺は一ファンとしてしか見ていない。


というか彼女は若い。


そのうち熱も冷めてまた次のお目当てのバンドマンに夢中になる。


俺はそういう子を沢山見てきたし、扱いには慣れているつもりだった。


『渋谷~渋谷~』


車内アナウンスが流れた。


よし、いよいよだ。


頭の中はもうライブの事しかなくて高揚していた。


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