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曖昧☆Bboys

第22章 霧人とのクリスマス

そして、昨日ライブハウスの前を通り過ぎたのも霧人じゃないと勝手に思い込む。


「久しぶりだね」


「うん、一ヶ月ぶりくらい?」


「ごめん、なにかと忙しくて」


「いいよ...私も忙しかったし...それにしてもバーテンダーって大変なんだね」


「えっ、ああ、まあね」


霧人はなにやら少し含み笑いを覗かせ、ハンドルを握っていた。


やっぱり横顔も素敵な霧人だ。


そう思ったら急に心臓が忙しくなった。



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