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曖昧☆Bboys

第30章 ビミョーな二人

もう霧人とも終わりかも・・・


はあ~


私の結婚なんてまだまだだ。


彰吾もとも上手くいかず、霧人ともなんだかギクシャク。


亜紀との久しぶりの再会なのに、胸の中のモヤモヤが取れず、スッキリしない。


「これ、飲んだら帰ろうか」


「そうだね、明日お互い仕事だもんね」


「うん、そうしよう」


亜紀も私の憂鬱な気持ちを察したのだろう。


三十路女二人、カクテルを並んで飲む。


なんかこれって寂しい光景かも・・・


そんな事をぼんやり思いながら薄紫のカクテルを空にした。











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