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曖昧☆Bboys

第30章 ビミョーな二人

「あのさ、正直かっこ悪い」


「はあ?俺が??」


「中途半端に押したり引いたり、かっこ悪いわ」


カエのいう事は当たってるだけに堪える。


「どうしたらいいんだよ...」


「素直に言えばいいんじゃない?今の気持ち」


「でも、彼氏とは別れないから無理だ」


「そこ関係ない」


カエはピシャリと言い放った。


「・・・・・・ちょっと店みてて」


「おっけ~、いってらっしゃい」


変な女だ。


たまに俺と寝るくせに、俺の恋を応援する。


よくわからないが、今はただひとつ美咲とちゃんと話したい。


俺はカウンターから出て、美咲の後を追った。


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