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曖昧☆Bboys

第31章 愛に甘えて

...霧人side...

小さくか弱く丸まって眠る美咲は今俺の腕の中にいる。


もう何度もこのまま奪ってやりたいと思ったが、今はこうして寝顔を見れるだけでも結構満足かな。


何の繋がりもないよりずっといい。


美咲が俺に甘えてくれて必要としてくれるならどんな存在でも良かった。


小さな寝息を立て暫しの休息を取れる存在でもいいじゃないかと最近は思うようになっていた。


そっと美咲の頭を撫で眠りから覚めないよう額に口付ける。


俺は他の女性では味わえないの甘酸っぱい幸福感が湧き上がるのだった。


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