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曖昧☆Bboys

第31章 愛に甘えて

もう、どうにでもなれ!


そう、そんな投げ遣りな気持ちが続いてる。


霧人の気持ちを受け入れられたらどんなに幸せかと頭で分かっているのに心はそうもいかないもどかしさ。


求める事も受け入れる事も出来ず、疲れて果てていた。


季節ばかりが過ぎて今年も半分まできそうだ。


何で前に進めないのかなあ〜。


「年中曇り空だわ」


空を見上げポツリと口に出てしまう。


その時額にポツリと冷たい水滴が私を濡らした。


「雨だ…」





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