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曖昧☆Bboys

第38章 男同士

立ち上がりポケットからコーラ代を出そうとしたら、「今日は要らない」と言われ手を引っ込めた。


ドアの前で一礼し、店の外に出る。


俺は大きく深呼吸した。


よし、いよいよだ。


俺の夢が見えてきた。


もうすぐ形になる。


「パスポートか…美咲ちゃんのも作らなきゃな」


俺の頭の中にはアメリカでの新生活には当然のように美咲ちゃんもいた。



帰ったら話すか…


俺はエレベーターのボタンを押した。



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