テキストサイズ

曖昧☆Bboys

第45章 新たな旅立ち

早めに空港に着いた俺は、ノンビリとコーヒーを一人で飲んでいた。


窓から見える滑走路は飛行機が何機も離陸したり着陸したり忙しない。


珍しい景色に退屈はしないが時折、美咲ちゃんの手を振る最後の姿が頭に浮かんだ。


それでもこの道を選んだ事には後悔はない。


気持ちはすでに前に向いていた。


よし、そろそろ行くかな。


伝票を持ち、会計を済まし、慌ただしく渡航手続きをした。


搭乗口のロビーまでやっとたどり着き、椅子に座れた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ