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曖昧☆Bboys

第48章 ギャップ

そもそもまさか一緒に暮らすとは思っていなかった。


直ぐに母親を探すのかと思ったら、玲奈は俺にひっついてきて俺のアパートのに転がり込んできた。


聞いたら無鉄砲にも何の計画もなく泊まる場所どころか一文無しで、クレジットカードさえ持っていなかった。


さずがに追い出す事は出来ない。


置いてやったはいいがこの始末だ。


俺ってつくづくダメだな…


白いシーツの上で玲奈の足が動いた。


「うんん…」


頭も動き長い髪がさざ波のように揺れる。


俺の方を向いてゆっくり玲奈の目が開いた。








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