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曖昧☆Bboys

第49章 最後のいいわけ

月曜日の昼下がりだった。


何にもする気が起きなくてとうとうこの三日部屋から出ていない。


会社も行く気がしなく、珍しく休んでしまった。


食欲もなくなんだか怠くて起き上がる気力もなくベッドでゴロゴロしていた。


頭だけ動かし部屋を眺めると所々に彰吾がいた形跡が残っている。


虚しい…


でも私が招いた結果なんだ。


霧人に騙された気分で余計虚しい。


後悔しても今更遅いんだよな。


情けなくて涙も出なかった。




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