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曖昧☆Bboys

第49章 最後のいいわけ

俺らしくもない嫉妬や不安やもどかしさに耐え切れず俺はカエに逃げたんだよな。


気楽なセフレ関係のつもりだった。



彰吾の事は美咲の希望も叶えてやりたい気持ちもあって、思い切ってスカウトしてみたんだ。


もちろん美咲を抜きにしても、興味ある人材だったし、ソロ活動で彰吾の魅力は増したからね。


アメリカ行きも本当にあっちの方が彰吾の音を活かせると思ったからだ。


ビジネスとして考えた。



だけど正直、彰吾と別れて俺のものになればいいと思う気持ちもあったのも事実だ。


本当俺卑怯だよな。



この間店に来てくれた時は本当に嬉しかった。


振られてもう諦めかけていたからね。



でも美咲は来た。

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