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曖昧☆Bboys

第49章 最後のいいわけ

そして私は全てを失った。




霧人…もう私は彰吾を応援する資格ないよ。


もう遅い。


だけど彰吾は霧人に任せるよ。


彰吾の夢叶えてやって。


彰吾の置き去りになっていたギターの雑誌を手に取り、この表紙に彰吾が載る様に心から願った。




頑張って彰吾!



私も前に進まなきゃ。


そう思ったら急にお腹が空いてきた。


『美咲ちゃんのカレーが食べたい』


そんな彰吾の声が聞こえた。


カレー作ろう!


私は久しぶりにエプロンを掛けた。







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