テキストサイズ

曖昧☆Bboys

第50章 玲奈のハート

が、次の瞬間


「ショウゴだってないじゃん」


と玲奈に突っ込まれギクリとした。


俺は...


俺の心にあるのは...


いつだって美咲ちゃんだ。


「ごめん...」


「私はショウゴのギターは好きだけどショウゴを好きかと聞かれたらまだよくわかんない」


確かに玲奈は俺に対して恋をしている感じではなかった。


きっとお兄ちゃん的感情なんだろう。


「うん、そうだな」


玲奈の頭をクシャリと撫でると玲奈はちょっと笑った。


その顔は初めて会ったあの時の様に幼さが残っていた。









ストーリーメニュー

TOPTOPへ