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曖昧☆Bboys

第51章 まさか私が...

妊娠検査薬を鷲掴みにし、レジに向かう。


急いでも仕方ないのに前の人のカゴの中身の多さに苛立ちを感じた。


やっと会計を済ませると慌ててアパートに帰った。


着替える事もしないでトイレに駆け込む。


妊娠検査薬は少し時間が掛かるようだ。


その間、また意味もなく部屋をうろついていた。


どうしよう。


霧人の子供って事はない。


彰吾の子だ。


だけど...どっちにしてももう彰吾はいない。


不安で不安でいたたまれない。


とうとう時間だ。


私は恐る恐る、トイレの戸を開き妊娠検査薬を覗き込んだ。


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