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曖昧☆Bboys

第51章 まさか私が...

誰か…


誰か助けて!


私の心がそう叫ぶ。


一人ぼっちの私に予想もしない出来事に対応し切れない。


スマホを取り出し、アドレスを見る。


私の頭には亜紀が浮かんでいた。


亜紀のナンバーをタップし、出るのを待った。


でも直ぐに留守電になってしまう。


ああ、当たり前だ。


仕事中だよね。


でもとにかく誰かと話したかった。


一人では壊れそうなくらい不安だったのだ。


あ、紅林さん!


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