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曖昧☆Bboys

第51章 まさか私が...

すると5分ほどすると、スマホが鳴った。


急いでそれにでる。


「もしもしっ!」


『久しぶり、どうしたの?美咲さん』


落ち着いた紅林さんの声が耳に響く。


「助けて!私…私…」


思わず切羽詰まって涙が先に出てしまい上手く話せない。


『落ち着いて、大丈夫だから…』


優しい声で私を宥める。


少しそれに安心する。


「私…妊娠したんです」


『え?誰の子?』


紅林さんはいきなりそう聞いた。


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