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曖昧☆Bboys

第7章 二番目の女達

「ちょっと~聞いてくれる?」


「あ、うん、聞く、聞く。話して」


亜紀にせっつかれ一瞬甘くなった気持ちが引き戻された。


「あのね、彼氏さ結婚してたのよ」


「ええっ?!智也さん?」


「違うよ、あれはセフレって言ったじゃん」


「そうだった」


「5つ上の彼氏、義道。

付き合って半年になるんだけど、結婚してるって後から聞かされたの。

それが分かったのは一ヶ月前。

おかしいと思ったんだよね。

最初はなんか身体ばっかだったし、その後飽きたのか回数も減ってさ。

最近は忙しいばっかり言ってたし...

で、白状したのが一ヶ月前。

最低でしょ!」


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