無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

好きだったのに嘘はない。

毎日好き好き言いまくって、友達にまで「彼氏大好き☆」って言ってたな。

今思えば、それは君の事を吹っ切れたって自分に言い聞かせたかっただけなんだよね。

あと、君に似てるからって、君と重ねてただけかもしれない…。

だってあたし「好き」とか言うタイプじゃないもん。

君には、好きなんて照れくさくて言えなかったのにね。

君と私のこと知ってる友達達は、私の新しい恋に祝福してくれながらも、君と戻ってほしいって言ってくれてたな。