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溺愛禁止。

第16章 徹底追及。

「俺なんか、最初は友達宣言喰らったんだぞ?


それなのに…


今日まで恋実ちゃん一筋なんて


俺ってサイコーだね?」





そう言って笑ったかと思えば


急に真顔になって





私を抱き寄せた。





「…蓮君…?」




この状況は…?


頭がまだ追い付かない…。




「恋実、今から言うこと


ちゃんと覚えておけよ?」




蓮君の温もりに包まれながら

私は静かに頷いた。




「いくら友達だからって俺以外の野郎と部屋で二人きりにならないこと。


外でも俺以外の男と二人きりでは会うな。


俺に…ヤキモチ妬かせるな。


守れるな?」




三番目は守れる自信が無いけど




「…はい…。」





蓮君…


私のことが好き、って


思っていいのかな…?









「それじゃあ…


あれから随分経ったけど


続き、しよっか?」






つ、続き…?



…////…。





蓮君が私の両頬を温かい手で包み込み


真っ直ぐ私を見つめた。






「恋実?




大好きだよ…。



あれからずっと…



この先もずっと…



大好き。」






二人の唇が…




やっと…





重なった。

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