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蓮君の腕の中は凄く凄く幸せ…。


力尽きた私を優しく包み込んでくれる。





そして－－－



私の頬や額に沢山のキスを落としながら
蓮君は服を脱ぎ始めた。


細いけれどしっかり筋肉がついていて
思わず触れたくなったけれど


両手はまだ縛られたままで


そのまま彼は準備を整えて
私の中に入ろうとしていた。





「恋実……」



私の名前を呼びながら熱い先端部を押し付け



「はぁ…」



色っぽく息を吐きながら
ゆっくりと中に入ってきた。




「…んっ」




やっと一つになれる…。




奥まで辿り着くと
私の両手をやっと解放してくれた。




「背中に手、回して？」


抱き締められながらそう言われて
私も彼の背中にそっと手を回す。




「もっと…」




…？





「もっと、ぎゅうぅぅぅってして


恋実の気持ちを感じさせて？」