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溺愛禁止。

第19章 溺愛禁止。

お店から自宅も近いし、私が仕事に行かなくなって少しは安心するのかと思えば


蓮君が仕事に行っている間何をしていたのか細かく問いただされ


蓮君が一緒でなければ外出も禁止になっていた。


俺がいない時に何かあったらどうすんだよ、が口癖の蓮君。


溺愛っぷりは半端なく感じていた。





心配してくれるのはありがたいのだけど……


時々、束縛もどんどんエスカレートするんじゃないかと考えないこともない。








「恋実ぃ~?」


「何?」




「お腹に居る子と、俺とどっちが好き?」


「……?」



その質問にはさすがの私も戸惑った。


蓮君だよ、って言って欲しいのはわかってる。



だけど、本心は…


二人とも同じくらい大事。




「……二人とも……愛してる」



私の口から出たのは正直な気持ち。











その直後だった---





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