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俺の弟はホモなのか?

第20章 ★新章★俺の弟は優等生なのか?

「なぁ…式って何時から?
一旦…大学に顔だしてから行くからさ…・・・」



ミチルは、鏡越しに俺を見て…少し不機嫌になった…


「―――…10時から」


「10時か、了解!
…―――って、何?その不機嫌そうな顔!?」



ミチル的には、俺と一緒に学校に行くつもりだったとか?



「―――…別に…

式が始まる前には来ててよ?」



「あぁ…時間には間に合わせるから…」



何だよ…ミチルのやつ…


やっぱり入学式…親に見て欲しかったんじゃないか?



ホントに俺が行っていいのか?



「ミチル…時間大丈夫か?」



ミチルは、あっ!っと時計を見て…鞄を掴んだ―――…



「じゃぁ…

兄貴…行ってきます……」



「おぅ…気をつ――――…」



ミチルは、俺の行ってらっしゃいを唇を重ねて…塞いだ…




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