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俺の弟はホモなのか?

第20章 ★新章★俺の弟は優等生なのか?

俺は、無我夢中でミチルの高校に向かった!!


高校卒業してから…こんな猛ダッシュしたことなかったかも!!




ゼーゼー言いながら…俺は、入学式の保護者入り口の前にたった…



息を整え―――――――…

式場に入る…








『入学生代表挨拶―――…
一年一組“杉浦 ミチル”』




「はい!」





俺は、ミチルの名前が呼ばれ…ビクン!!となった…


すると…ミチルが、立ち上がり…


来賓と、教師に一礼し…


マイクの前に立った――――…



ミチルは、胸元から祝辞を取りだし――――…


一呼吸置いてから読み上げ始めた――…





俺は……さっきから…ドキドキしていて―――――…


訳が解らなかった―――…


でも――――――…ミチルの姿を見て…



声を聞いて――――――…







ハラハラと――――――…



涙が出ていた―――――…



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