俺の弟はホモなのか？
第30章 ★新章★僕の兄貴はデートに食いつくのか！？
俺は…
兄貴に腕を掴まれたまま…
駅前の待ち合わせに場所を離れる―――――――…
少し歩くと…
人混みのから抜け――――…
落ち着いた――――――…
「―――…大丈夫か？ミチル…
顔色が……違うから……
人に酔ったのかなって…
ほら、ミチルって――――…
表情と心情がバラバラになるときあるから……
何かあったのかなって―――…」
「///っえ―――…」
俺は…ビックリした―――…
確かにイラついていたし…
表情と心情はバラバラだった…
「ミチルは…人に合わせた表情を作って…器用に渡り歩くけど…
限界を超えると……いつもと―――…こう…違うんだよ……だから…」
ドキンってした…いや…
ドキドキで……苦しい…
兄貴は…
俺の顔色…表情…心情……
すべて――――――…お見通しってところが…
嬉しかった――――――…
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える