俺の弟はホモなのか?
第30章 ★新章★僕の兄貴はデートに食いつくのか!?
「あ〜ここの店…親がやっててさ…たまにバイトに入ってんだよ俺」
向井と名乗る先輩の小綺麗な服装は……
店員だからか?
「それより、早く入れよ!他の客の邪魔になる――…」
向井は、兄貴を中に案内しようと…店のドアを開ける…
「あっ///先輩!いやいや…こんなカジュアルな格好で…ここには入れませんよ!!
客層も金額も…違い過ぎって感じですよ…」
兄貴は、自分の格好を見て肩を落とす…
「だと思って…個室取ってあるから安心しろ!
金額は、気にするな!!二人で二千円で良いらしいから」
「はぁ?!にっ…二千円って!!
そんなもんで食べられる場所なんですか?」
「ランチコースだ!気にするな!」
兄貴は…向井の言葉に、たじろぎながらも…目を輝かせてる…
くそ…餌で釣りやがったな…
俺は、再度……店の外見と店名を見る―――――…
ランチコース…一人千円の…
店か?―――…ここ…
「デートの下見だろ?
なら、食ってけよ!!」
う゛…何だか…
カチン…カチン…と来る…
「…アハハ…逃げれなさそうだし…
入るか―――――――…」
やっぱり…押しに弱い……
あ〜〜〜〜〜…イライラする…