俺の弟はホモなのか?
第30章 ★新章★僕の兄貴はデートに食いつくのか!?
「―――――…」
なんなんだ?コイツ…
はぁ…俺がいるのに…完全に俺が見えてないって感じだ…
俺は、コツンっと―――…爪先で兄貴の足をつつく…
「////…なんか…勘違い…してるんだけど――――…」
兄貴は、俺に助け舟を求める…
ったく―――――――…
「あの…すみません…
メニュー…いいですか?俺…お腹すいちゃって―――…」
向井に、これでもか!!と、嘘スマイルを作って話しかけた―――…
「あっ!悪い!これ―――…」
向井は、てにしていたメニュー表を渡してくれた…
俺は、兄貴と二人で見ようと体を寄せようとした――――が…
「はい、カケル」
と、別のメニュー表を兄貴に渡し…
ちゃっかり…兄貴の横に居座る…
で――――…
メニュー説明をし始める…
はい…確定!!
こいつ―――――――…
兄貴に気がある―――――…
中学の時によく見た!!
兄貴に憧れる女と同じ目をしている!!
はぁ…こいつ―――――…
ホモか?