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俺の弟はホモなのか?

第30章 ★新章★僕の兄貴はデートに食いつくのか!?



兄貴が立ち上がり…部屋を出ていくと…




案の定…沈黙の雰囲気……


だよな―――…この人…



弟の俺には…まったく興味ないだろうから…




「あの、今日はありがとうございます。

兄のためとはいえ…ここまでしていただき―――…」



ビクンと、固まる向井は…ゆっくり俺を見る……



「いや―――…カケルがデートって聞いて…恋人とやらを見てみたくなっただけだから」




ふ〜ん…興味半分と威嚇半分ってやつか?




「そうですか。残念でしたね…弟の俺が一緒で――…」



「いや、溺愛してる弟がいるってのは知ってたから、会えてよかったよ―――…」



向井は、俺との距離を縮めようと―――…笑顔を見せた




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