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特別刑務所(仮)

第10章 風邪。

風呂を上がりご飯を食べるいと睡魔に襲われた。
まだ、半分くらいパスタは残っている。手にはフォークを握りしめ机に伏せるように眠る。



体かフワフワと浮いている感じ。
空でも飛んでいるみたいに。って、飛んだことないけど。
暖かい何かが頬に触れる。
あー、これはなんだったっけ?
知っているけど思い出せない。
その感覚は次第に薄れていく。あと少しだけ、もう一度触れてほしい。
何かわからないその感触を体か求める。
それでもそれは目を覚ますまで、二度と戻ることはなかった。

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