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半分諦めに近い感じに教える三人。
すると教室のドアが開き先生が入ってくる。

「出席確認。」

その言葉に反応しベルトをはめる。

「うん。全員いるな。ではホームルームを始める。まず、皆気にしてると思うがテストの件で。今回テストは三週間後に行われることとなった。各自勉学を怠らないように。テスト範囲は各授業で伝える。それから、今回赤点は2教科以下なら補講は無しとし再試のみと決定した。とはいえ、油断はするなよ。」

先生の言葉に数人が反応した。
そらは喜びから来るものだろう。


「では、一現の準備をし待て。」

そう言って先生は教室を出ていった。

「るーちゃん、先生たちが温情をかけた今捨てる教科は決まったよ。英語と数学は諦めて、理科と社会、国語はなんとしても赤点を免れるよ！」
「え、あ、おう！」
「学校でも勉強、家でも勉強だよ！るーちゃん！」

瀬川は俺に勢い良く叫ぶ。
回りはその声に驚きこちらをみる。
恥ずかしくなり瀬川にわかったわかったと手をやる。