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特別刑務所(仮)

第11章 試験。

「そういえばそんなこと最初の頃言ってたな。お前らの聞いた九条像はどんなの?」
「んとー、ドS、鬼畜の冷徹的なー?」
「俺は、人殺しもできちゃう上に完璧主義者で怖いものなんかこの世にないような人で、人に苦痛を与えるのが趣味の超SMマニア?」
「あ、清臣はとりあえず超危険人物。あの人に当たる被験者はいくら犯罪者とは言えかわいそうって・・・」
「・・・ひどい言われよう。」


確かに初日は怖そうだったけど・・・
案外優しくて、ご飯うまくて、あと、あと・・・
相性はいいのは確かだ。
ま、たまに意地悪だけど・・・
鞭捌きにも慣れてたみたいだけど・・・


「るーちゃん、るーちゃん!そんなことよりもテストの事考えなきゃ!頭から抜けちゃうぞー」
「っと、そうだった。やべーやべー」


教室に入り俺たちは最後の追い込みのように勉強をする。
ここまで来たら絶対3教科落とすわけにはいかない。

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