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特別刑務所(仮)

第17章 運動。

「食べた!」
「飲んだ!だろ?」
「頑張ったもん。」
「はいはい。良くできました。」

ポンポンと頭を叩かれる。
頑張ったご褒美と口に持ってきたのは卵焼き。
口にいれると砂糖の甘いのが広がる。
あー、天国。

「瑠依君は好きなものだと美味しそうに食べるね。」
「ん、卵好き。」
「和の作る卵焼きは天下一品だからね!」

うん。本当に美味しい。
甘いし、ふわふわだし。最高だね。

一通り昼御飯を食べ食休みをする。
その間にプログラムの確認をする。昼終わってすぐに学年種目・・・
動けるか?俺・・・

「どうしたの瑠依君?」
「ん、ああ、狩野か。いやさ、この学年種目結構きついよな?背中の上に人乗せて反対側まで渡すんだろ?中腰体制になって、背中を踏まれたら走って前にいってまた・・・
吐きそうじゃん」

確かにそうだねと笑う。

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