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特別刑務所(仮)

第22章 瀬川。

「はー。ここにいたら俺の理性が壊れそうなので帰ります。」
「ああ。気を付けろよ。それと、無理はするなよ?」

わかってますよ。先輩こそ無理させちゃダメですよと、笑顔で帰っていった。

「九条?」
「んー?」
「なんの話しだったの?戦争?」
「そうだな。戦争だな。」


ふーと、一息つき俺の首筋に顔を埋める。
くすぐったさに身をよじるが九条に押さえられ逃げ切れない。

「くすぐったい!ってか、戦争はだめだよ!」
「そーだなー。でも、守りたいものがあるからな」
「え?」
「なんでもねーよ。それよりももう我慢の限界ここでやらせて」
「ちょっ!く、じょう!!」


九条にされるがままにリビングで・・・
結果的に俺は完全にいき果てて、眠っちゃったわけだけど、九条がちゃんとしてくれたから今回はあの腹痛と戦わなくてすんだんだ。

にしても、戦争って?
何をする気なんだろう・・・
九条の守りたいものって何だろう?俺だったらいいな・・・
なんて・・・

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