テキストサイズ

特別刑務所(仮)

第6章 初夜。

「そこの二人は経験ある~?」
「え?」
「尿道。」
「な、ないですよ。」
「そっかーならさー清みんや和にゃんに頼んでみればー?案外気持ちいいものだー。ねー練?」

その言葉に完全に引く二人。
そんな二人を見ながら楽しげに袋から棒を取りだし佐野のそれをもう一度上下に動かす。また佐野のは上を向き始めた。

「とはいえー練も今日が初めてだもんね。初めは少し痛いらしいけどー我慢できるよねー?」

そう言うと容赦なくその棒を尿道へ入れ始める。

「いぎぁーーー!」
「れんれん。痛い?痛いよね。かわいいなー。ほら今5センチ入ってるんだよ。わかる?まだまだこれからだよ。気絶なんてしないでね?」
「いだいっ!もっ、無理っ!」
「嘘はダメだよ。れんれんならこれくらい頑張れるね。」

木下はにこにこしながら棒をさらに深く刺す。

「んっあ!」
「感じてきた?慣れると気持ちいいねー。」
「あき。もう、出したい。」
「だーめ。一回いってるでしょ?」
「でも・・・」
「後は夜まで我慢ね。それいれっぱなしで。」
「やだよ・・・」
「さてと、君たちもーそろそろ帰りなよー」

木下は苦しそうに顧願する佐野を横目に俺たちに言う。
時計を見るとすでに6時を回っていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ